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擁壁工事とは

擁壁工事は、土砂の崩壊や地滑りを防ぐために、土地の斜面や崖に壁を設置する工事のことを言います。擁壁は、住宅地や道路、農地などの安定を保つために非常に重要な役割を果たします。

擁壁工事の目的として、土砂崩れの防止や地盤の安定化、土地の有効利用などがあります。

斜面や崖の土砂が崩れるのを防ぐことが可能となり、特に雨季や地震など、自然災害時に発生する土砂崩れのリスクを低減します。土地の安定を保つことで、建物や構造物の安全性を確保することもでき、地盤沈下や地滑りの防止にも役立ちます。

斜面地を平坦にすることで、宅地や農地としての利用価値を高めることもでき、道路や駐車場などの整備に役立ちます。擁壁工事には、いくつか種類があり、擁壁が必要な場所に合わせて適切な工事が行われていきます。

重力式擁壁は、自重によって土台を支える構造で、コンクリートや石材など重い材料を使用します。逆T型擁壁は、擁壁の底部が広がり、土圧を底部で受け止める構造となっており、鉄筋コンクリートが一般的です。

擁壁の形状がL字型になっているL型擁壁は、主に道路や宅地造成で使用されます。重力式よりも材料の節約が可能です。地盤に杭を打ち込み、その上に壁を設ける構造の杭式擁壁は、軟弱地盤や大きな土圧がかかる場所に適しています。

擁壁工事は、専門的な知識と技術が求められるため、経験豊富な業者に依頼することが重要です。

2024.10.18