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解体工事を行うか否か迷った際に考えること

古い家屋がそのままになっている土地の所有者の方は、このまま家屋を残して維持しておくか、古い家屋の解体工事を行うか、土地を売却するかなど、悩まれることがあるかと思いますが、これは土地を所有している方ならではお悩みです。

 

古い家屋は木造の住宅が多く、大きな地震によって倒壊する恐れもあるでしょう。また、野生動物や害虫、害獣の生息地となってしまうことで、近隣の住民から苦情が来ることも考えられます。万が一倒壊した建物で通行人やお隣の住人が怪我をしてしまったら、裁判になることや賠償金を支払う責任が出てくる可能性も否定できません。

 

他にも、ゴミの不法投棄をされてしまったり、気がつかないうちに知らない誰かに利用されている。といった心配事も出てくることがあるでしょう。手付かずになってしまった家屋や周辺の庭では、草が生茂ることで、土地の管理の手間もかかってきます。

 

家屋の解体工事を行うことで、これらの不安は払拭することができます。また、建物がなくなって更地になった場合、ここを駐車場などにすることで土地を有効に活用するできるメリットもあります。

しかし、よいことばかりではありません。

建物がなくなることで、土地にかかる税金の金額が高くなること、それを踏まえて、わざわざ解体を行ったものの、土地の売却を考えている場合は、解体工事にかかる費用を考えると、まとめて売却することと変わらない場合やマイナスになる場合も多いこともあります。

 

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2020.09.18